Estimating adaptation costs to sea level rise using coastal structures on japanese coasts

Jun’ya MIYAMOTO,Hiromune YOKOKI

Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. G (Environmental Research)(2022)

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摘要
沿岸域における気候変動に伴う海面上昇への対応は非常に重要な課題である.本研究では適応策として海岸構造物による防護を想定し,複数の型式の海岸護岸の建設費用を試算することで,日本沿岸域における海面上昇への適応費用の推定を行った.海岸護岸としては,傾斜型,直立型,混成型の3種類を設定し,断面図をもとに建設費用の積算を行った.また,一部部材の取替えにより嵩上げ費用も推計した.気候変動・海面上昇のシナリオにはRCP8.5とRCP2.6を用いた.その結果,海面上昇へ適応するための総費用は,6,680億円~2兆9,600億円(護岸型式によって異なる.既設の護岸は無視)となった.これは,全国のすべての海岸で防護構造物を建設・嵩上げすると仮定した結果となっているが,効果的・経済的な適応策の策定・実施に向けて有用な情報の一つと考えられる.
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关键词
sea level rise,sea level,adaptation costs
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