Pharmacokinetics of sarpogrelate hydrochloride in hemodialysis patients.

Nihon Toseki Igakkai Zasshi(1996)

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摘要
維持期の血液透析患者12例に対し透析日, 非透析日それぞれに, セロトニンタイプ2受容体の選択的拮抗薬であるsarpogrelate hydrochloride 100mgを経口で単回投与し, 経時的に血漿中のsarporelate hydrochloride未変化体および主要代謝物M-1の濃度を測定した. 同時に血漿セロトニン濃度に対する薬剤投与の影響を調べた. また, 透析日にはダイアライザーの前後で採血し, 薬剤の透析クリアランスを算出した. 薬物動態は透析日, 非透析日で差がなく, 非透析日の未変化体とM-1の最高血中濃度 (Cmax) はそれぞれ437.1±381.3ng/ml, 28.3±4.5ng/ml, 半減期 (T1/2) は0.9±0.3h, 1.5±0.4hであり健常人での報告と類似した値であった. Tmaxは未変化体で2.2±1.3h, M-1で2.5±2.2hであり, 健常人での報告に比べて遅延がみられた. 未変化体とM-1の透析クリアランスはそれぞれ0.84ml/min, -2.54ml/minであり透析性はほとんどないと考えられた. 薬動力学的パラメータを用いて, 健常人の常用量であるsarpogrelate hydrochloride 100mg錠, 3錠を3分服で連日服用した場合を想定して求めたシミュレーションでは未変化体, M-1ともに蓄積性はないと考えられた. 以上の結果より血液透析患者に対して本薬剤は健常人と同じ用法用量での投与が可能であると考えられた. また血液透析患者の血漿セロトニン濃度は正常範囲にありsarpogrelate hydrochlorideの投与や, 透析により有意な変化を示さなかった.
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