A comparison of bone mineral density analyzed by a digital image processing method in renal transplant recipients and hemodialysis patients.

Nihon Toseki Igakkai Zasshi(1995)

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摘要
本研究では腎移植と透析療法間における骨代謝に対する影響の違いを調べる目的にて, radiographic absorptiometryの一方法であるdigital image processing method (DIP法) を用いて測定した骨塩量および骨代謝パラメーターを腎移植患者と透析患者間において比較検討した.対象は山口大学泌尿器科にて経過観察中で移植後6か月以上経過し移植腎機能良好な腎移植患者27名 (腎移植群) と, 岩国中央病院にて血液透析施行中の透析患者26名 (透析群) であり, 年齢, 性別, 治療期間には両群間において有意差を認めなかった. 各群における骨塩量 (ΣGS/D, MCI) と各骨代謝パラメーターとの相関をみると, 腎移植群においては有意な相関関係は認めなかったが, 透析群においてはΣGS/Dと透析期間, Al-P, またMCIと透析期間, C-PTH, Al-Pとの間にそれぞれ有意な相関関係を認めた.両群間での骨塩量の比較では, ΣGS/Dは腎移植群では2.61±0.33mmAl, 透析群では2.30±0.52mmAlであり, 腎移植群において有意に高値であった (p<0.05). MCIは腎移植群では0.352±0.083, 透析群では0.343±0.072であり, 両群間に有意差は認めなかった. さらに移植歴または透析歴5年以上の長期subgroup間での比較では, ΣGS/Dは長期腎移植群では2.56±0.25mmAl, 係は認めなかったが, 透析群においてはGS/Dと透析期間, Al-P, またMCIと透析期間, C-PTH, Al-Pとの間にそれぞれ有意な相関関係を認めた.両群間での骨塩量の比較では, ΣGS/Dは腎移植群では2.61±0.33mmAl, 透析群では2.30±0.52mmAlであり, 腎移植群において有意に高値であった (p<0.05). MCIは腎移植群では0.352±0.083, 透析群では0.343±0.072であり, 両群間に有意差は認めなかった. さらに移植歴または透析歴5年以上の長期subgroup間での比較では, ΣGS/Dは長期腎移植群では2.56±0.25mmAl, 長期透析群では2.07±0.46mmAlであり, 長期腎移植群において有意に高値であった (p<0.01). また男女別subgroup間における比較では, ΣGS/D, MCIともに両群間に有意差は認めなかったが, 閉経後女性を除いたsubgroup間での比較において透析群女性のΣGS/Dが有意に低値であった (p<0.05).以上のことからDIP法を用いた検討では, 透析患者の骨塩量は腎移植患者に比べ低下しており, 原因として二次性副甲状腺機能亢進症の影響を受けている可能性が示唆された.
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