Mediastinal mature teratoma with elevated levels of serum CA19-9; a case report.

The Journal of The Japanese Association for Chest Surgery(1995)

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摘要
我々は, 血清CA19-9が高値であった縦隔奇形腫を経験し, 文献的考察を行った.患者は19歳女性.胸部X線写真にて左肺門部の腫瘤影を指摘され来院し, CTにて前縦隔から胸腔内に突出する腹瘤影を認めた.血清CA19-9値は146.0U/ml と上昇していた.縦隔奇形腫の診断のもと摘出術を施行し, 病理学的に成熟奇形腫と診断された.免疫組織化学では, CA19-9に陽性の部分はみられなかった.術後CA19-9値は正常に復した.文献前告上, 血清CA19-9値の上昇した縦隔奇形腫は11例であった.術前のCA19-9値は47.5~958.0U/mlで, 術後すべて正常化し腫瘍由来であることが示唆されている.免疫組織化学では, CA19-9に膵, 気管上皮, 副腎, 胸腺などが陽性であった.血清CA19-9は縦隔腫瘍では, 奇形腫を鑑別診断にあげる補助的マーカーとして利用されるべきで, 縦隔奇形腫において良性か悪性か鑑別できる腫瘍マーカーでないと結論する.
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